予知。
最近、というかここ数年地震多いですよねー。昨夜も小さな地震が数回ありました。いずれも震度2〜3程度で目立った被害は無かったようですが。
実は、地震の発生をなんとなーく予知しちゃうことがあるんです。
揺れる数分前(あるいは数時間前)、何もしてないのにヘンな汗が出たり、理由もわからずそわそわしたり。背筋に突然電流が走ったような感じがして、声をあげて立ち上がってしまったこともあります(周囲には笑われましたが)。そこまでではないにしろ、「なんか空気が違う」みたいな感覚に襲われたことは数知れず。
もちろん毎回そういうことがあるってわけではないです。わりと大きな地震でも全く何も感じないことだってありますよ。単に自分が気づいてないだけなのかもしれませんが。
大きな地震とか自然災害が起こる前って、犬やら猫やらの様子がおかしくなるっていいますよね。何もいないのに突然吠えまくって暴れたり、急に気が荒くなって引っ掻き回したり。記憶に新しいスマトラ島沖地震では、人間は津波で壊滅的な被害を被ったにも関わらず、野生動物たちの死骸はほとんど見つからなかったそうです。彼らは事前に地震を察知して高台のほうへ「避難」していた、なんて説まで。
動物は地震発生の前触れといわれている「地磁気」の変化を敏感に感じ取れる、と説明する人もいます。なるほど、たとえば鯨は広大な海の中で自分の位置を把握するのに地磁気を用いると言います。人間も、知らない街に降り立ったとしてもなんとなーくどっちが北だとかっていうのが本能的に把握できるらしいですし。ただ、その感覚が視覚や聴覚と比べてあまりにも微弱であり抽象的であるがために、脳がそれを「情報」として認識できない、あるいは理性がジャマをしてそういった「情報」をフィルタリングしてしまうとか。
これがいわゆる"Sixth-Sense"(第六感)なんでしょうか。
もし、特に理由もなく急に寒気がしたりといった「違和感」を感じたら、火の始末だとか避難路の確保だとか、ちょっと地震に対する備えをしてみるといいかもしれません。もちろん何も起こらないかもしれませんが。