リストをURLポップアップに。

もしかしたら需要があるかもしれないのでとりあえず公開。
このBlogはSerene Bachで運用しています。これは数あるBlogシステムの中でもたいへん扱いやすく優れたシステムですが、いくつか気になるところもあり、そのひとつとして、独自タグを置換する形でシステム側が吐き出すhtmlコードが変更できない点が挙げられます。
例えばアーカイブやカテゴリのリスト。{archives_list}や{category_list}という独自タグを記述するだけで<ul><li>...という形式のリストを自動的に出力してくれるのですが、長く書きためていたりカテゴリが乱立してたりするとこのリストがどんどん長くなっていって大変なことに。
それならリストの代わりにselect要素を応用したいわゆるURLポップアップを使おう、というのは誰もが思いつく解決策ですが、さて困ったことにこれが一筋縄ではいかないのです。理由は前述のとおり、この部分はシステムが出力するコードに依存するため、単にテンプレートをいじっただけでは変更できないのです。
プラグイン等で吐き出されるコード自体を変えてしまうのがスマートな手段ではありますが、そういうプラグインを探しても見つからなかった(探し方が悪い?)ので、だったら出力されたものを後から書き替えてしまえ!という方向で考えてみました。

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iPhone。

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ウワサが飛び交いまくってて目新しくもなんともない感もありましたが、ついに発表されました、iPhone

"Reinvent"という言葉を最近のAppleはよく用います。綺麗な日本語を当てるとしたら「再定義」って感じでしょうか。携帯電話というよりはスマートフォンというカテゴリに分類される製品(日本ではWillcomのハイエンド端末がそれっぽいかも)で、そういう視点で見ると決して革新的な製品ではなく、機能だけ箇条書きにしたらごく普通です。音楽&動画再生、カメラ、PIM、Webブラウザ。

しかしApple流に「再定義」されたそれは、まるでSFに出てくる情報端末を彷彿とさせるようなものでした。複雑なボタン類を徹底的に排除し、タッチスクリーンと各種センサーを駆使した斬新なUI、3.5インチ360x480の大画面、MacOS Xベースの先進的なソフトウェア。

デモを見ている限りでは主にパフォーマンス面でまだまだ未調整な部分が多々あるように感じました。もっとも実際に出荷されるまで半年近くあるのでこれからきっちりチューニングされるんでしょう。

当面は米国内のみでアジア地域への投入は2008年と言っていましたが、これに日本が含まれているのかはナゾです。恐らく最適なキャリアが見つからないんでしょう。DoCoMoは大昔からAppleを毛嫌いしているように見えるし、KDDIも同様に望み薄。可能性があるとしたらソフトバンクが有力かな?(孫社長が直々に基調講演聴きにきてたらしいし)。
それ以前にiPhoneは現状GSMのみ対応。3G版も用意されると囁かれていましたが今回は明言されませんでした。このあたりが来年までに解決されれば国内参入も夢ではない気がします。その頃には端末の製造コストもこなれてそうですよね。

時間はかかってもいいから、日本のユーザがよりよいカタチでこのiPhoneを手にできることを願ってます。

ついでに日本の携帯電話市場の悪しき慣習である「キャリア主導主義」もブッ壊して再定義していただきたいところ。
端末の仕様はキャリアが決めるんじゃなくてメーカーが決め、キャリアは端末じゃなくて純粋にネットワークサービスを売り物にする。ユーザーは自分の好きな端末を好きなキャリアと契約して使う。
そうなれば端末メーカー同士、キャリア同士の正当な競争が起こって市場が活性化すると思うんです。iPhoneがその起爆剤にならないかしら。

基調講演の録画お宝さんのレポート

「新たにMacユーザになった人」としてMicrosoftのJim Allchin氏を紹介してみたり、「これがiPhoneだ!」といってスクリーンに映し出したのは初代iPodのホイール部分がダイアルになっているジョーク画像だったり、デモでは搭載された「Google Maps」から会場付近のスタバを検索して「ラテを4000人分!」とイタズラ電話してみたりと相変わらずウィットに富んだプレゼンテーションでした。

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2007。

AHNY2007.jpg

新年あけましておめでとうございます。
…というような記事をついこないだ書いたような感じなんですが、1年経つのは早いものです。
2006年、あっというまに過ぎてしまってやり残したことも山積みでした。が、とりあえずは新しい年、心機一転して頑張りたいと思います。

さて、昨年大晦日は19時からの「第九」に始まり、民放も紅白もそっちのけでずっとNHK教育を観てました。「年越しクラシック」って銘打って国内外のコンサート映像流しっぱなし。
まずN響「第九」は上岡敏之氏の指揮。日本人が振るの何年ぶりでしょう。ドイツを中心に活躍している1960年生まれの若手指揮者だそうです。
テンポ設定がかなり速めで、全体で60分に収まってました。2楽章とかオケが悲鳴あげそうなぐらい速い。3楽章もすっげーあっさり。それでいて日本人らしく細かいところまできっちり煮詰まった、なかなか聴き応えのある「第九」でした。
第九の後は「モーツァルト・イヤー2006」の締めくくりみたいな内容で、ウィーンフィルのガラコンやらプラハでのチェコフィル&ベルリンフィルのコンサートやらNHK音楽祭のハイライトやら。
えんえんとモーツァルトの音楽を聴いていたわけですが、全然知らない曲なのになんとなく先の展開が解ってしまうというか、こういう予定調和性が彼の作品の魅力の正体なのかなと改めて思いました。
〆は昨年11月サントリーホールのウィーンフィル&アーノンクール来日公演のプログラム、交響曲第41番"ジュピター"。モーツァルト最後の交響曲で1年締めくくっちゃうってのは悪くないですね。
4楽章の冒頭「C-D-F-E(ド-レ-ファ-ミ)」という、いわゆる「ジュピター音型」は力強い「夜明け」を連想させるようなモチーフですが、放送中のちょうど3楽章と4楽章の切れ目で新年を迎えるという粋な計らいが(意図されていたかどうかは知りません)。
やるじゃんNHK。お隣の総合ではDZ OZMAがどうとかで最後まで不祥事続きだとか言われてましたが(笑)。

…その後は「年の初めはさだまさし」を観ながら気がつくと寝ちゃってましたとさ。

元日夜もウィーンフィルのニューイヤーコンサート観なければ。えぇ、年末年始はテレビっ子です。

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難しい。

昨日本番でした。ちなみにEsクラを人前で吹くのは初です。
狭いところで練習してると大変やかましい楽器ですがホールだとあんまり響かず、ほどよく周囲に埋もれちゃう気がして結構いつもより鳴らしちゃってました。客席にはどういう感じで響いてたんだろう。
午前中のリハでは調子良かったB管が、一部を終え、冷え切った楽屋に戻って息を通すと…全然音が出ない。ちょっと柔らかいリードに替えてみたりしたけれども焼け石に水って感じで、そのまま二部に。
持ち替えによる違和感はもとより、単純に楽器2本のコンディションを維持することの難しさを実感。1本でも大変だもんなぁ。精進します…。

なにはともあれ関係者の皆様、お疲れ様でした。そしてご来場いただいた皆様方、ありがとうございました。次回2007年2/4、第14回定演もどうぞよろしくおねがいします。

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リードの話。

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ここ数日なんだか蒸し暑いっていうか、春の陽気を通り越して既にジメジメした季節の足音が聞こえてきてる感じですね。
クラ吹きにとってはすんごくイヤな時期。抜いても抜いてもピッチは高いしタンポはベタベタ。普段よりリードがヘタるのが数段早く、ほっとくとカビ生えたりしてすぐ使えなくなるので要注意なわけです。

さて、ふだんの練習中にリード選ぶ時間なんてないので必然的に自宅で、しかも夜中とかにのんびりやってます。近所迷惑?そんなの気にしちゃダメ。

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